한국사랑 올히의 일본생활

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読書記録:朝鮮の公務員はどのように暮らしたのか? _ 両班とは誰なのか?

両班は、もともと朝鮮時代の文官と武官の総称で、現職官僚を指す言葉だ。朝鮮中期までは、官僚だけを指す言葉だったが、次第に代々官職が世襲され、支配階級(身分)層を指す意味として使われるようになった。両班官僚体制が整備され、既存の官僚の職を持った人だけでなく、その家族と子孫たちも両班と呼ばれるようになった。

 

両班は、法的手続きを通して決められたのではなく、社会慣習を通して形成された階層なので、両班かそうでないかを区分する基準は相対的に過ぎない。

社会的に両班家門として認められるためには、身近な親戚に官職者がいるか、少なくとも生員進士試合格者がいなければならない。

両班たちは、他人から呼ばれる呼称も重要だと考えており、科挙に合格し、「生員(進士)」または「及第」という呼称が名前の前に付くことを願った。

[及第:大科(科挙の文科)に合格した人に与えた称号,

生員:科挙で小科の生員科に合格した人に与えた称号,

進士:科挙で小科の最初の試験に合格した人に与えた称号]


③ 朴趾源(박지원)の 『両班伝』でも、「両班はいろいろと呼ばれる。文章を読む人をソンビと呼び、官職に就く人を士大夫(サデブ)と呼び、徳のある人を君子と呼ぶ。」と言って、両班の違いを区別している。

士大夫は、4品以上の大夫、5品以下の士をあわせたもので、元々は両班出身の官僚を意味する言葉だ。しかし、官僚に進出する集団が事実上、両班階級に限られると、同一の意味として使用された。一方、ソンビは、儒教で理想とされている君子と聖人の下に位置する高潔な人柄と学識のある人をいう。(厳密に区分すると、ソンビは基本的には両班であるが、必ずしも士大夫である必要はない。)

 

 

 

 

 

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